うたたね日記〜姫言葉ヒメゴト〜えいひ嬢による日々の言ノ葉を綴る、うたたね日記。

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オープンまでの8日間「姫のうたたね奮闘日記」 (2月3日〜2月10日)


2月3日 しいなえいひ補計画誕生日。

朝五時起床。三時間ほどは眠れたか。
連日連夜の補計画リニューアル作業で、
すっかり時間の感覚がおかしくなっている。
ここ数週間、外などまったく出ていない、修行中の僧侶のような生活。
服というものをずいぶんと着ていない気がする。

ずっと部屋にこもり、紫のロングのガウンに毎年恒例の
パンダの顔の付いたスリッパを履き日々を過ごす。
そのガウンをずりずりと引きずりながらパンダ足で部屋を歩く姿は、
まるで浮世離れした怪しい仙人。いや、僧侶か。紫のガウンが袈裟のようでもあるし。

ご飯を食べる時間も、お風呂に入る時間も、もったいなく感じる。
けれども今日は12時には準備して出かけなければ。
外に出るなんてどれくらいぶりだろう。
その前に出来るだけ残りの作業を進めておこう。

起きて、とりあえずあたたかい紅茶を入れ、パンを一枚食べた。
味はあまり感じない。でもいいかげん食べないと倒れる。そんな感じだ。
パンを飲み込みながらも考えるのは、補計画の事。
原稿を何度も読み返しながら、つらつらと物思いにふける。
考えれば考えるほど、答えというものはわからなくなるものだと
朝方の暗い部屋でひとり心の禅問答。
だからせめて心の中心に在る揺るぎない想いを信じ、
進んでいくしかないと思い直す。

それにしても最悪なのは、このところの日々で弱ってしまったのか、
ここ一年ほどは息をひそめていたはずの左目の症状が再発してしまった。

2.3日前から、パソコンの明かりが目に沁みるようになり、時折激痛がはしっていた。
不規則な生活になっているので疲れているのだろう、
そう思ってなんとかやり過ごしていたが、
今日起きて鏡を見てみたら、左目が真っ赤に腫れ上がっている。
病院になど行きたくない、行ったら多分手術。そうなったら2.3日は動けない。嫌だ。
今はそんなことに時間を取られたくはない。

とりあえず、病院には行かずストックしてあった薬で乗り切ることにする。
目薬二種類、抗生剤、飲み薬。
抗生剤は目に入れると何も見えなくなるから困る。作業の邪魔。
これは寝る時だけ入れよう。となるとますます治りにくくなるのだが。
でもせめて、どうか10日まではこれ以上ひどくならないで!あたしの左目!

パンを食べ終わり、五時半には作業に取り掛かり、朝、渋谷さんにメールを送った。
しいなえいひ補計画全面リニューアルにおけるコンセプトとその詳細。
ようやくここまでたどり着けた。
このファイルを見て、渋谷さん達が賛成してくれたらうれしい。
想いのままに書き進めた企画書。熱すぎるかもしれない。まるでウザいほどに。
でもそれがしいなえいひだからしょうがない。パンダーマンも右に同じ。

メールを送り終え、諸々の原稿と詳細の微調整。
いったんお風呂に入り、命の洗濯。
あったかい。まるであたしはボロボロのどざえもんパンダ。

風呂から上がり、トイレ掃除と玄関掃除とキッチン&洗面所の掃除。
誕生日に掃除をするのはいいものだな。と思う。
ピカピカのトイレと、玄関を眺めながらしばしにんまり。

12時になり、おふじが館にやってくる。
大きな薔薇の花束と、ホールのケーキ、プレゼントを持って。

「今日はパンダちゃんの生誕祭、パンダちゃんが産まれた日は、おふじにとっても
パンダちゃんに会うことが出来た大切な記念日だから一緒に祝うの。」
そんなかわいいことを言うおふじは、あたしのかわいい妹分。
彼女の気立ての良さは近頃のパンダの一番の癒しに違いない。
見た目もかわいいハムスターみたいだし。本当にいい子だ。
どうか悪い男にだまされるような人生が今後の彼女にやってこないことを祈る。

館を出て、おふじとランチへ。年下にもかかわらず、おふじが奢ってくれた。
「今日はパンダちゃんの生誕祭だから」それが今日の彼女の口癖のようだ。

ランチを終えて館に戻りケーキを食べる。
ホールのケーキには、チョコレートのプレートで「えいひハッピーバースデイ」
の文字が。蝋燭をつけ、おふじが祝いの歌を歌ってくれた。
そしてパンダは蝋燭を吹き消し、ありがとうと答える。

夕方、おふじが帰り、母が館にやってきて晩御飯をつくってくれた。
石井さん、ノブ、京都の美菜子嬢、JUN×2、弟、ナコからも誕生日のお祝いメール。
ありがたい。明日返事を書こう。
西村さんからは珍しく来てなかった。きっと忘れているんだろう。
だからメールで「姫たんじょうびおめでとう。プレゼントは今度でいいよ」
と送っておいた。




2月4日


作業は引き続き、あまり眠れないまま朝に。
少しだけ横になるが、疲れているのに頭が冴えて眠れないという困った状態。
夕方、また出かけなくてはならない用事があるので、もう眠るのはやめ、
それまで館で作業をしつつ過ごす。諸々の微調整と、
昨日いただいたメールへの返信、
同時に補計画リニューアルについてもお知らせする。
西村さんから昨日のメールへの返信が。やっぱり忘れていたようだ。

そして相も変わらず、左目は昨日よりも腫れ上がっている。
このままだと、外を歩けないので出がけに眼帯を買っていった。
博多駅まで車で向かう。眼帯は運転中は出来ないので、メガネ。
博多駅近くの駐車場で、メガネをはずし眼帯に変える。

利き目が左目なのに眼帯、メガネもコンタクトもできないので何も見えない。
駐車場から博多駅に向かう100メートルほどの距離も、壁をつたいながら、
段差に足を取られながら必死に進む。
待ち合わせていた友人が、ふらふらで歩くわたしを見かねて迎えに来てくれた。
「ぶさいくなカッコでごめん」と言ったら、
「眼帯姿かっこいいじゃん。残酷警察のルカみたいでイケてるよ」
と言ってくれたのでよかった。確かに。そう思えばちょっとよく思えるから不思議だ。

館には京都の美菜子嬢から誕生日のプレゼントが届いていた。
うれしい。大切に使おう。

渋谷さんからメールの返信が届く。龍さんからも。
計画リニューアルについての返信。すべて賛成、とのこと。
心のこもった愛のあるメールに、思わず涙。
リニューアルに至るまでの経緯と、そこに込めた様々な想いの核の部分を、
しっかりと理解し、受け止めてくれたことが、メールの言葉のひとつひとつ、
文面の端々から、まっすぐに伝わってきた。



2月5日


引き続き作業の日々。
昨日は少し多めに睡眠をとったので、体調的にもだいぶ違う。
左目の調子も、昨日よりは少しずつよくなってきているようだ。
作業をすすめつつ、一日中、今日も館の中。
一度少し横になり、起きて真夜中、作業をしていたら西村さんからメール。
「姫の誕生日、ゆうばりで祝おう!」
西村さんもゆうばりの準備や絵コンテ作業でずっと起きて頑張っているのだろう。
そう思うと、ひとりぼっちじゃない気持ちになってなんだか元気が出た。
そしてわたしも返信を打つ。

「そんな、いいよ・・その気持ちだけで。
ありがとう世界の海坊主。持つべきものはやっぱり西村さんやね。
絵コンテ作業、頑張って。あまり無理して体を壊さないように。
今西村さんに死なれたら困る。棺桶こじ開けて殴り起こすからね! 姫より」

そしてすぐさま西村さんから「了解です!」との返信が。
元気そうでよかった。ほんと、西村さんには長生きしてほしい。



2月6日



引き続き作業。創りかけの新補計画のページを眺めながら、思いつくこと、
修正点などをチェックする。
朝方から、補計画リニューアルについてのお知らせに関するファイルを創り、
メールを一通送った。

夕方、館にブルーベアハウスの皆さんから、補計画リニューアルへの激励と
誕生日のお祝いメッセージの寄せ書きが届く。とてもうれしい。
寄せ書きを読んで、ますます、頑張らなくてはとそう思った。

かな嬢からも、出来上がってきたページのチェックに関するメールが届き
諸々のやり取り。忙しい中、かな嬢もめいっぱい頑張ってくれてる。
まだ完成までに作業は残っているが、オープンまでの残された時間を大切に、
ひとつひとつ心を込めて進めていこう。



2月7日


リニューアルまであと4日。
今日は残された作業の大詰め。
今回のリニューアルでは一番大きなポイントとなる、しいなえいひ解体書+
の創作作業。掲載する予定の原稿素材を今一度見直し、
掲載時のデザインやタイトルネームの作成。
考えては書き、また消しては書いて、なかなかこれだという答えにたどり着くのは
容易ではないことを改めて知る。
けれどもその心の真ん中には、ベイビーズと、
今のしいなえいひを支えてくれている人々の顔が浮かぶ。
その顔を思い出せばまた不思議と力が湧いてくるような気がした。




2月8日


昨夜から引き続き、補計画リニューアルに向けての作業。
朝から何も食べていなかったので、少し食べ物を口に入れてからお風呂に入る。
左目の具合は、ここに来てずいぶんと回復してきた。
お風呂から上がり、パソコンを立ち上げ、久しぶりにテレビをつけて
オリンピックの開会式を流しながら作業再開。

深夜2時頃には、かな嬢も合流しスカイプを通してオンラインで作業を進める。
今回のリニューアルのひとつの大きな肝であった解体書+の枠組みも
ようやく形が見えてきた。

そして今回から新たにハローベイビーズのページにも、
四年ぶりに新たな決意表明文が加わって掲載される。
四年前のあの日、このサイトを始める意味と人々への挨拶として
それまでの経緯と思いを最初に口にした表明文。

そして今回四年ぶりに、第二のスタートとして、ハローベイビーズ+
として、ベイビーズへの挨拶文を掲載することにした。
数日間かけて書いた文章を、以前のハローベイビーズと横並びで掲載する
ことにする。

そして今までのページは「パンダーマン」と「一周年企画」
「えいひ嬢に聞いてみた」ニューヨーク・テキサスでの「アメリカツアーのレポート」
など今までの補計画の活動で
ベイビーズと歩んできた道のりを振り返る大切なページとして残しておくことにした。

これらのページは、微調整をして今回から新しくなるプロフィールのページに、
いつでも見れるようにリンクを貼り掲載しておく案を採用。
プロフィールのページにも、新しいキーワードと履歴などを入れていく。
ひとつひとつリンクなどの修正をしながら、深夜の根気のいる地道な作業。

けれどもそんな業務的になりがちな作業の中にも、

かな「新しいうたたね日記のパンダーマンの画像、
   むん!と居座ってる感じでいいね。」

 「うん。カッコつけて薔薇持ってるし(笑)今回の補完計画は割とシリアスめだから、
   うたたね日記の表紙はこれくらいゆるいほうがいいかもね。
   ぜひこのままパンダーマンに居座っててもらいましょう」

かな「そうしよう」

なんて言いつつ、明るく頑張る。
ふたりでの作業は、朝五時半まで続いた。

その後私は残った原稿の微調整と諸々の修正点等のチェック。
夕方まで作業は続き、夜の作業に備えて少しだけ眠りについた。




2月9日


しいなえいひ補計画、全面リニューアルまで残すところあと一日。
12時を周り日付が今日に変わった頃、かな嬢との最終確認作業を開始。
昨日は夜の7時ごろから四時間ほどは眠れたか。
少し体力的には厳しいが、オープンまでの残りの時間を大切にしたい。

昨日までの作業の確認と、最後の調整作業。
解体書+の完成までの最後の山場の日。
今回の解体書+は、補計画の中にもう一つ新しいサイトを創るような感覚なので
作業の分量としてはかなり膨大だ。

けれどもようやくここに来て形が見えてきた。
完成までにやることとして書いてあった残りの作業のメモリストが、
少しずつ少なくなっていく。
あとは今晩の最終チェックを終えれば完成だ。

ようやく、ここまで来たかという感じ。作業をしながらここまでの
数か月の道のりを思った。
夜12時から始まった作業は早朝6時まで続き、ボロボロのボロ雑巾になって
倒れこむが、気持ちはまだまだ、不思議と前を向いていた。

かな嬢との作業を終えた後、そのまま眠らずに午後から館でひとり、
今晩の最終アップ作業に向けての調整と、リニューアルオープン時に掲載する
うたたね日記の作成に取り掛かる。だがここに来て、最大のスランプが訪れる。
うたたね日記に何を書くか、まったく決められないというヤバい状況に陥る。

このあと深夜に控えているリニューアルアップ作業までに、
仕上げて少しでも眠っておくつもりだったのだが、それどころじゃない状況に
ひとり館でパンダパニック。
「何を書けばいいかわからねえ!誰か助けて!ヘルプミーパンダ!」
なんて一人で叫んでみるが、誰もいない館のリビングには空しくパンダの雄叫びが
通り抜けるだけ。

ざわわ・・ざわわ・・・揺れる笹林畑に・・空しいざわわ状態。

仕方がないのでそのまま最後の更新作業の時間まで、
半開きの目で寝てるんだか起きてるんだかわからない
死にかけの顔で一時間ほどじっと過ごす。

日付がオープン日の10日変わる頃、かな嬢からのメールで飛び起き、
立ち上げたスカイプの会話で

かな「えいひちゃん、少しは眠れた?」
「寝れねえ・・死んでた・・・」
かな「どうしたと?!!もうずっと起きっぱなし?!大丈夫と?!」
「うん・・っていうか、うたたねが書けねえ!!俺、何を書けばいい?
 解体新書とハローベイビーズに書いたよ全部・・
 うたたねでみんなにどんな挨拶すべき?俺、ダメ?死んだほうがいい?

と、取り乱した姿で泣きながら告白。

かな嬢はそんなパンダのパニクリぶりにおののき
「大丈夫?!えいひちゃん!!とりあえず落ち着こう!ね、ほら、ちょっと別の事考えてみよう。なにか他の話しよう。ガス抜きしよっか」
と励ましてくれた。

そして今回はとりあえず、新生 補計画がスタートしたことえお報告をして、
次回からまたいつものうたたね日記にしていきましょうとの話に落ち着いた。

「うん・・そうする・・ありがとう。ベイビーズに伝わるかな、パンダの想い」
かな「伝わるさ。大丈夫だよ。これだけ頑張ったんだもん、
   きっとえいひちゃんの気持ちみんなに伝わるよ」

そして涙を拭いて再びパソコンに向かい、最後の更新作業を終え、
2月10日午前4時、しいなえいひ補計画は、
無事リニューアルオープン
となった。



2月10日  


しいなえいひ補計画リニューアルオープン初日。

朝方、無事公開したことを報告した事務所の渋谷龍さんから夕方頃メールが届く。
「おめでとう。お疲れ様でした。」との言葉に添えて、
今回のリニューアルに対する激励のあたたかい言葉が綴られていた。
ブルーベアハウスのスタッフ日記と公式ツイッターにも、
さっそく報告の記事を載せてくれていた。

そして西村さんにも今回のリニューアルが無事終了したことを報告し、電話で話す。
そのあと、ページを読んでくれた西村さんが、自分の公式ブログとツイッターで
今回のリニューアルとしいなえいひの活動の再始動を、
ファンのみなさんへ報告してくれていた。

西村さんのブログとツイッターには、今回のリニューアルで
使用した補計画の写真が貼り付けてあり、
今回のリニューアルに込められた想いをすべて理解してくれたことがわかる、
しいなえいひ解体書+に掲載された様々なキーワードを西村さんが無数
ピックアップして紹介した、気持ちのこもった報告を掲載してくれていた。
そして何よりうれしかったのが、西村さんが私のことを、
「僕の大好きな女優であり親友の「しいなえいひ」」と書いてくれていて涙が出た。
そして西村さんからメールが届き、わたしも返信を書く。
「西村さん本当にありがとう!」
「ゆうばりで会おうね!」
短い言葉のやり取りの中にも大きな愛が溢れていた。

その後西村さんのツイッターやブログを見てリニューアルに気が付いてくれた人々が、
その記事をリツイートし、続々と補計画に訪れてくれているのが分かった。
計画のアクセスカウンターがすごい勢いで上がってゆく。

リニューアルに気が付き、ツイートしてくれたファンの人々の文章を
ひとつひとつ読みながら、思わず涙。
私を忘れないでいてくれた人々の心と、あたたかい応援の言葉に触れ、
こうして顔が見えなくてもどこかで繋がってくれていることを想ったらまた泣けてきた。

ここにたどり着くまでの一年近くの間、更新が途切れていたことで、
今回のリニューアルに気が付いてくれるか、本当は内心とても心配していた。

だからこそ、こうして再びベイビーズの心に触れられたことが何よりもうれしい。
今は直接会話できる掲示板などが無いから、それが出来ず少し寂しいけれど、
今もこうしてセカイのどこかで繋がってくれている人々の顔を思い浮かべながら、
またここから、すこしずつ再び繋がり合っていけるように
これから進んでいくしいなえいひの姿を、ベイビーズに見守っていてもらいたい、
それに値するしいなえいひでありたい、頑張らなくては、
と改めてそう思わされたのだった。







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